Hand care
ハンドケア
ハンドケアは、手を優しく包み込んで指先までマッサージをするタッチセラピーです。
特別な環境や道具は必要とせず、机と椅子、タオルがあればいつでもどこでも、家族や友人などに手軽にマッサージをしてあげることができます。
日本人は真面目なので、仕事、家事、家族の世話などで慌ただしく一日が過ぎていきます。
さらに近年ではメールやSNSのチェック、更新、動画視聴などスマートフォンを見る時間が多く、脳が常に働き続けている状態です。
「自分を癒すこと」や「セルフケア」よりも「忙しくしている方が落ち着く」という方もいるでしょう。しかし、それは同時に「健康であること」が重要となってきます。
現代では核家族化や生活面での孤立が進み、コロナ禍がさらに拍車をかけたことでスキンシップが大幅に減りつつありますが、スキンシップを通して得られる刺激は、心身の健康に大きく影響することが分かっています。スキンシップの不足はストレスホルモンの増幅に繋がり、老化が進みやすくなると言われています。
ハンドケアの素晴らしいところは、手と手が優しく触れ合うことで得られる安心感と幸福感を脳がキャッチし、自己肯定感が高まることです。優しく触れた肌を通して伝わるぬくもりから愛情ホルモン(オキシトシン)が分泌され、深いリラックスと疲労回復、新陳代謝up、認知症の予防にも効果があることが研究でわかってきています。
ちなみに、就寝前のハンドケアは睡眠導入効果があることを私自身が体感しています。
ハーブの浸出液の香りと肌のぬくもりで1日の疲れが取れ、終わる頃には安眠タイムです。