Aroma Essential Oil

精油について

精油の基本的な注意点について

精油は植物が持つ芳香物質を高濃度に抽出した天然素材です。精油は刺激が強いため、原液を飲んだり肌に直接つけることはできません。

また、揮発性があるため、火の近くで使用すると引火の恐れがあります。子どもやペットの手に届かないところに保管することも大切です。

病気による禁忌がある方

病気の治療中の方、内臓疾患によっては作用が強すぎる精油も存在します。

治療中の方は精油を使用する際、必ず医師と相談してから精油を選ぶようにしましょう。

子どもへの使用について

3歳未満の乳幼児に精油は使用できません。3歳以上の子どもに使う時も成人の使用量の半分以下(10分の1から)始めましょう。

妊娠中の使い方や禁忌について

妊娠中は心身の状態がデリケートになっています。またホルモン調整作用のある精油、刺激が強すぎる精油もあります。

妊娠中に安全に使用できる精油かどうか、ハーブ専門店または医師に相談してから、無理のない範囲で使用するようにしましょう。

皮膚刺激、光毒性について

肌が弱い方は、成人の適正使用量のさらに減らして使用することから始めてみましょう。

体に塗布する場合は植物油に対して0.1%、顔に塗布する場合は0.05%とされていますが、さらに低い濃度に希釈して試してみましょう。

また、光毒性といい、塗布した皮膚を紫外線に当てることで刺激や炎症が起こる可能性が報告されている精油もあります。

精油の保管や扱いについて

精油は光や酸素、熱に触れると酸化し劣化していきます。

劣化した精油を使用すると良くない反応が起こる可能性があるため、遮光瓶に入れしっかり蓋を閉めて冷暗所で保管しましょう。

精油の選び方、買い方

できる限りハーブ専門店で購入するようにしましょう。テスターで香りを嗅いでみることも大切です。

ラベルのところにラテン語の「学名」が記載されているもの、産出国が記載されているものは100%天然成分で作られた精油です。

例 ラベンダー 【Lavandula augustifolia】 産出国「フランス」など

安全にお使いいただくために

原液が皮膚に直接つかないように十分注意し、ついた場合は流水でしっかり洗い流しましょう。

万が一誤飲してしまった場合は無理に吐き出さず、すぐに医療機関へ受診してください。


使用中に匂いの成分で不快感を感じたり、刺激が強いと感じた場合はすぐに中止しましょう。